全国1,000万人の『ハイドライド』ファンのみなさんコンニチハ。ここは、『ハイドライド』Windows版の発売を記念し、ユーザーのみなさんから募集していた『俺とハイドライド』の優秀作を発表させていただくコーナーです。それではさっそく作品の方を見ていきましょう。

※『俺とハイドライド』 : 『ハイドライド』に対するアツい想いを形(文章・イラスト)にして送ってもらうというもの。ティーアンドイーソフトのホームページで募集していました。

■マツナガ ツネオさんの作品

初代『HYDLIDE』はやったことがない。
『HYDLIDEII』をPC-88で、『HYDLIDE3』をPC-88で、『HYDLIDE3 SP』をPC-98、X68000でやったというのに。
それゆえ、初代『HYDLIDE』をやってみたかった。

その時はきた。

“やったことはない”という意表を突く言葉から、最後の“その時はきた”まで、非常にカッコよくまとめられています。実は雑誌広告でも採用させていただきました。マツナガさん、ぜひWindows版で『ハイドライド』を堪能してくださいね。

■小林 保次さんの作品

『ハイドライド』、この言葉は、自分の人生においてとても大きな意味を持つ。
小学校5年の冬休みに、今は無きMSXをかってもらい、パソコンの世界に入り始めた私は、そう忘れもしない、テープ版の『ハイドライド』を当時レンタル屋が大隆盛だった頃、わずかな小遣いをためて最初に買ったゲームだった。(それまでは、友達に借りていた)データレコーダーにテープをセットし、MSXから“RUN HYDLIDE”と打ち込んで(たしか)ピーガピーガーと始まるのを待っていたあの時間。今では味わうことのない“ドキドキ感”。もう最高である。
一日中、フェアリーランドの中を冒険しまくり、まさしくロールプレイ。
自分がジム君になった気分であった。
その後、魔法を取り入れた『ハイドライドII』!
これは実は地下ダンジョンの4階で、挫折してしまった。(^^;
でも、修道院のレベル上げのボクシングが、はまった。(^^)
ここから一気に『ハイドライド』熱が加速していき、かのT&Eユーザーズクラブにも入り、T&EマガジンやT&Eプレスの裏話に、いつも心躍らせていた。
そして、我が心の金字塔『ハイドライド3』!!
じつはこれ、MSX2・PC-88・PC-98と、三つとも持っている。
よく友達には、同じもの三つも持っていてもしょうがないんじゃないの? と言われたが、三機種ともそれぞれの良さがあり、すべて解いてしまっている。
あの時間、そして重さという概念。すごく新鮮で、決してゲームの妨げにはならなかった。そして、特筆すべきなのはあのすばらしい音楽。
当時、ARPGの東の雄、『イース』や『ソーサリアン』に見られる、ディスト−ションギターばりばりの音楽とは少し違い、どちらかというと、耳に心地いい澄んだ音色の『ハイドライド3』の音楽が好きです。
そしてその後も、『DAIVA』(全7機種中なんと6機種X1以外全部所有)や、『サイオブレード』、『ルーンワース』(PC-98、MSX2両方所有)、『スーパーレイドック』、その他MSX2で出た他のもすべて所有、そして初代『遙かなるオーガスタ』。
これらすべてやり尽くした、自他共に認めるT&Eフリークの私の原点は、まさにこの『ハイドライド』がすべてのスタートだった。
いま、『ハイドライド』復刻の告知を見て、まさにやったーーーーーーー!!! の気分である。出来れば、早急に出して欲しいし、『DAIVA』・『サイオブレード』・『ルーンワース』も出して欲しい!出来れば、T&Eマガジンディスクスペシャルも(^^)

小林サンの『ハイドライド』に対する(というかT&E SOFT?)“アツい”気持ちが伝わるようです。そういえば、“レンタル屋”なんてものがありましたねぇ。違法なんで潰れて無くなって当然なんですが。小林サンも広告に掲載させていただきました。『ハイドライド』以外の移植に関しては、www.tes.co.jpの“80's復刻希望タイトル大募集”に投票してくださいね。

■“はたまほ”さんの作品

涙出そうですー、うれしい、うれしすぎるっ。ついについに、『ハイドライド』復活!
あ、取り乱してしまった、申し訳ないです。T&Eの皆様こんにちは、以前掲載していただいた“はたまほ”です。出るんですねー、ついに。もう感激、夢のようです。しかも「1999年春発売」もうすぐじゃないですか! ファンがやきもきしている間に密かに作ってたとは、一本取られた(笑)詳細内容を早く知りたいです、ああ、待ちきれない〜。
「お便りコーナー」更新は後回しでいいですから<ムチャ言ってますね。
お忙しい所、こんな中身の無いMailで申し訳ないです。どうしても「うれしい、ありがとう」って言いたかったもので……。
インフルエンザに続いて花粉症の季節になりますので、お体大切に!
『ハイドライド』の無事なリリースと、御社のますますのご発展をお祈りいたします。


Windows版の発売決定以前からお便りをいただいていた“はたまほ”さんの作品です。ええ、密かに作ってました(笑)。この方も広告に採用させていただいています。

■奈良 祥生さんの作品

『HYDLIDE』復刻、おめでとうございます、そして有り難うございます!
ホームページでこの情報を見た瞬間、10年以上も前にFM-7などという、記憶媒体にカセットテープを使用していたような機種で、せこせことスライムを苛めて、なぶって、潰して……終いにはハイパーローパー(でしたっけ?)に虐殺された、輝かしい思い出が色鮮やかに蘇り、思わず目頭が熱くなりました。
思えば10年以上も前、僕が汚れも知らない小学校低学年生だった頃に初めてやったRPG……それが『HYDLIDE』でした。当時のゲームとして、主人公をリアルタイムに操るようなARPG型のものは珍しく、しかも面白いと来れば、『ウルティマ』、『ウィザードリィ』などと同格に扱われていたのも(“同格”っていうのは失礼なのかな?)頷ける、というものだ。まったく、コボルドをディフェンスモードでいちびり殺し、殺し、殺し……終いにはゴブリンにあの世送りにされ、セーブしていないことに気付き、最初からやり直した、というバラ色の思い出に包まれたあの『HYDLIDE』を再びプレイできるとは、喜ばしい限りです。
あの懐かしい名作(FC版では迷作、と評価されていたけれど……)が近世代OSのWin上で遊べるなんて……。今の若い人たちは何て幸せ者なんだろう。……ところで、復刻版はキーボードに対応しているのだろうか? やはり、古参のユーザーとしては十字キーとBreakキー(現在は98使っているから、Stopキーかな?)で遊びたいんですけれど……。
それに加え、価格がたったの2,980円!? しかも特別付録にBGMがCDに収録されている(出来れば楽譜も付けて欲しい……)とくれば、買うしかないでしょう。必ずや発売日に入手して、バラリス城でスケルトンの「盆踊り」を完成させようと躍起になり、操作ミスで逝ってしまい、ロードするや再びゴールデンナイトとの戦いから繰り返す羽目に陥った、あの感動を(もう一度、なんてしない)味わいたいですね。
それでは、復刻第2弾が『HYDLIDEII』に決定されることを祈って……(涙)

“セーブせずに……”など、ゲーム中の情景が浮かぶようで、楽しい作品です。ちなみにWindows版ですが、操作は方向キーに加え、当時そのままのテンキー(2・4・6・8)にも対応。雰囲気タップリに遊んでいただけます。なお、値段は一部雑誌に2,980円と出てしまいましたが、正しくは3,800円です。申し訳ありませんでした。

■Takayoshi "TK" KAWATEさんの作品

いいものはいい!

一言系の代表作、TKサンの作品です。ナイスなコピーですね。もちろん広告に採用させていただいています。一言系は他にも数点ありましたが、TKサンのが一番でした。『ハイドライド』だけでなく、他の名作といわれる作品は、今やっても楽しいですね。やっぱり“いいもの”は時が経っても色褪せません。

■大谷 芳広さんの作品

ハイドライドにまつわる思い出
あれは、そう、中学1年の頃だった。当時、持っていたパソコン(この頃はマイコンと呼んでいた)はPC-8201というハンドヘルドコンピュータで、ソフトといえば、手で打っていた時代。当時のバイブルともいうべき『マイコンBASICマガジン』を読んでみると、『ハイドライド』『ザナドゥ』『ブラックオニキス』といった国産のRPGが特集を組んでいて、『スターアーサー伝説』『デゼニランド』『ミステリーハウス』等のアドベンチャーゲームも現役バリバリだった頃。
どうしても『ハイドライド』がやりたかった僕は、友達よりMSXとTVを買うことになった。日立製のMSXで、当時主流だったカセットデッキ内蔵、本体にヘッドフォンも差すことの出来るMSXを買うことになった。親に内緒で購入した為、自分の部屋には見つからないよう、運ばなければならず、とりあえず、MSXだけを家に持って帰り、TVは後日運ぶ事になり、1番に購入したソフトが『ハイドライド』だった。その状態ではTVが無い為、ゲームが出来ないが、待ちきれない僕はソフトを差し、ヘッドフォンを付けて、“音のみ”聞いて、早くやりたい気持ちを抑えていた。学校を早引きしてプレイし、エンディングを見た時は満足したものだった。
その後、『ハイドライドII』『ハイドライド3』『ヴァーチャルハイドライド』とプレイし、お気に入りのシリーズだったが、『II』はMSX版の為、電池切れでもうセーブが出来ない、『3』もMSX版なのでセーブ出来る環境に無い。
時は流れ、現在。
今や使用しているコンピュータはMSXとは比べ物にならない位の性能ではあるが、昔プレイしたゲームが無性にやりたくてたまらない時がある。やりたくてたまらない時に押し入れからMSXを引っ張りだすのは結構めんどくさいので、Windows上でプレイ出来るのはとっても有り難いし嬉しい。同様の理由で『ナムコヒストリー』『グラディウス』『ザナドゥ』等を買い漁った。『ハイドライド』も即、購入するし、再びフェアリーランドを駆け回り、冒険の旅に出る日を心待ちにしています。

PS:願わくば『II』や『3』、あまつさえ『ヴァーチャルハイドライド』もWin上で見たいです。

大谷サンはMSXがメインの機種だったようですね。私もMSXの『II』はやりましたよ……クリアできませんでしたが。S-RAMの電池ですが、アレって結構もつんですよね。寿命は5年位とかいいながら、10年以上もってるゲームもありました。古いハードって、置いてはいてもすぐにプレイできる環境にはありませんから、復刻ソフトの意義って大きいと思います。

■王寺 冴さんの作品

ハイドライドが移植される! やっとです。待っていました。ここ昨今の復刻ブームの中で私が一番待っていた作品です。私の中でARPGと言えば、『イー○』でも『ザ○ドゥ』でもなく、『ハイドライド』です。アクションRPGではなく、アクティブRPGです。当時小学生で、家にはPC-6001しかなかった私は、自転車で30分かかる電器屋に通ってバラリスを倒しました。別にその店に『ハイドライド』がデモっていたわけではありません。店でデモグラフィックを表示しているX1cをリセット。持ってきた『ハイドライド』のテープをロード、そしてプレイ、ってな具合です。……とんでもなく迷惑な小学生ですね(笑)。
その時一緒にやってた友人は今どこで何してるんだろう? 同じようにこの移植を喜んでるんだろうか? それとも全く関わりない生活してるんだろうか?
いつだったか、名古屋でハイドライドのライブRPGで行われた時も行きたくてたまりませんでしたが、小学生の身分で大阪から名古屋に行くというのはさすがにムリでした。涙ながらに雑誌のリポートを読んだのを覚えております。……復活記念で、また企画してくれませんかねぇ?
こんな私が、携帯電話を購入した際に一番最初にしたことは、着メロに『ハイドライド』のフィールドのBGMの入力です。まだ着メロ本など影も形も無かった一年半ほど前のことでした。

店頭でゲームですか。私も昔、電器屋のパソコンでプレイ&プログラムしましたよ〜。それにしても、着メロに『ハイドライド』! 濃いですね……いやいや、嬉しい限りです。やっぱゲームファンなら着メロは入れますよね。

■富樫 哲夫さんの作品

ああっ懐かしいですね。私が中学3年の時、初めてパソコンを買ってやったゲームが『ハイドライド』でした。あのころFM音源が標準ってことでFM-77L2という機種でやってました。もうハードはありませんがソフトは『ハイドライド』、『II』ともまだあります。たまに引っぱり出して眺めてたりします。久しぶりにやってみたいなと思ってもハードがなく、あきらめてましたが、なんとWinで『ハイドライド』が復活するというではありませんか! これは嬉しい! 是非とも『ハイドライドII』、『3』も復活させてほしいです。
最近のゲームもいいんですが、どうもハードに依存した形のゲームが多いようですね。確かに昔とは比べものにならないくらい効果はいいんですけどね。『ハイドライド』の頃のような楽しさというのがあまりないような気がするのは私の気のせいでしょうか?今はどんどん新しいソフトがでるし1つのゲームのプレイ時間が長い。その点『ハイドライド』の頃は、まだそれほどソフトもなく、比較的一度解くと二度目はサクサク進むので何度も繰り返し遊んでました。何度やっても面白いんですよね。
とにかくいいですOK!です。旧作万歳です。すべてのRPGの原点といっても過言ではないゲームですのもの。私のように昔プレイした人だけでなく、今のゲームに慣れきった人にも是非やってもらいたいゲームと思います。
そういえば、昔は雑誌の攻略記事もあまりなかったんで解くのには苦労しましたね。一番の思いでは『ハイドライドII』のレッドクリスタルの取り方がどうしても分からなくて最後の部屋辺りでバラリスに当たり散らしてました(しかしまさか像に向かってXXXXとは)。その後『ハイドライド3』では時間の概念が取り入れられ、夜になると夜行性のモンスターが凶暴になり、と中々新しいものもありました。塔もばかみたいに高いし(『3』はFM版なかったのでPC-88でやりましたが)そうそう『1』で背景とキャラの重ね合わせが売りでしたね。それに『II』で防御状態で攻撃したりとか、とにかく思い出がつきないゲームですね。2Dディスク1枚であれだけ出来るんですから、今じゃ考えられないですね。
本当にまたプレイ出来るとは思ってもみませんでした。発売日を楽しみに待ってます。そして是非とも『II』、『3』も(笑)でも覚えてるかな解き方……。

あの頃のゲームには、最近ゲームのような派手さはありませんが、何とも言えない楽しさ、“味”があった様な気がしますね。当時は“コンピュータ・ゲーム”というもの自体がまだ生まれたばかりで、ゲームもユーザーも発展途上にあったというか……みんな“アツかった”ですよね。そんな時期を体験出来た我々は幸せなのかも知れません。

■長谷部 和憲さんの作品

僕がMSXを購入したのが小学5年生の頃でした。お年玉でカシオのMX-10を購入しました。その時に同時に買ったソフトが『HYDLIDE』ROM版でした。なにもヒントを見ずにがんばってがんばって1ヶ月。3人目のフェアリーを助ける前まで自力で行きました。
しかし……小学5年生の私には、ファイアーボールにわざと当たる、などという発想はもちろん出ずに、泣く泣くT&Eさんにヒントを請求しました。送られてきた1枚の紙にはストーリーにそって物語風にヒントが書いてあり、僕にとってはどんなアイテムよりも強力なアイテムでした。
あれから14年。僕は今プログラマをしています。
あのとき『HYDLIDE』に出会っていなかったら、今の僕はいないかもしれませんでした。T&Eに入社しよう、と一生懸命BASICを勉強しました。今の僕の基盤です。
今、家にはPCがありません。ですから僕は待っています。コンシュマーで君達(『1』&『II』&『3』)に逢える日を……。

スペシャル対談の中にもありましたが、『ハイドライド』が契機になってこの業界に入った人も多いんでしょうね。長谷部サンもそんな一人です。オチは「PC持って無い」なんですが、採用させていただきました。会社のパソコンでも良いので、ぜひ買ってプレイしてくださいね。

■ "Momo"さんの作品

Dear Sir,
I live in Switzerland and I'm 26 years old.
I'm a T&E SOft since long years ago.
I have a MSX TURBO-R with all T&E Soft games.
I have a PC too and I play sometimes with games machines.
Next May, I go to Japan for 2 weeks. I will buy Hydlide for PC. !!
PLEASE MAKE HYDLIDE 3 FOR WINDOWS !!!!!
We want Hydlide 3 new version !!
Thank you very much.
I will follow your news by your HomePage and by Mycom Basic Magazine
Best regards
Stephane Mauris, Switzerland

海外からの投稿です……っていうか、この方は当社でも有名なT&Eフリークだそうで、以前にも会社見学に来られたことがあるそうです。(といっても私が入社する前なのですが)『ハイドライド』は海外でも高い評価を受けた作品ですから、ファンの方も多いでしょう。他にも数点、海外からの応募がありました。(読むのに苦労しました)

■恩蔵 徹さんの作品

『T&E SOFT USER'S CLUB No.14060256』の恩蔵です。
いやぁ、実に感慨深いものがあります。まさか『ハイドライド』がまたプレイできるなんて、全く思ってもみなかったことでしたから。
懐かしいなぁ。覚えていますか?  秋葉原のラジオ会館でのイベント。T&E SOFTのスタッフの皆さんがいらっしゃいましたよね。私も参加して、『ハイドライド』トレーナーにサインをもらいました。その時のトレーナーは、今では宝物となっています。
この復刻の情報を知ったとき、高校の時の仲間に電子メールを送りまくってしまいました。何か、この感動を伝えたくて。思い思いの反応が返ってきて、しばし昔話に花が咲いてしまいました。それ程思い入れのある作品でした。
開発を担当された皆様、そして、この復刻にGoサインを出された社長様、有り難うございます。発売日を楽しみにしています。乱文、失礼致しました。

ひゃ〜、『ATTACK!』第一回のお客さんですか。しかも、復刻を当時のお友達にもご連絡されたとか。これまた“アツい”です。こういった方々に支えられて、今のT&Eがあるんですね。有難い限りです。この『ハイドライド』、“アツい”スタッフが精魂込めて、昔話に花を咲かせられまくれる様な作品に仕上げておりますので、堪能してくださいね!

■本名荒井さんの作品

初めまして。本名荒井と申します。
HPで“『ハイドライド』復刻”とあるのを見、居ても立ってもいられずにメールを差し上げる次第です。
私が最初に買ったゲームソフトがMSXのテープ版『ハイドライド』。今でも大事にとってありまして、宝物の一つとなっています。一時間半で解けることもあって、暇を見つけてはちょくちょく遊びました。そういうこともあり、『ハイドライド』はコンピューターゲームにのめり込むきっかけとなった思い出のある一本です。その作品が長い年月を経てどのように蘇るのか、旧友と久々に会うような気持ちで、今から発売日が待ちどおしいです。
あれこれ書き連ねましたが、今回はこの辺で。

最初に買ったゲームって忘れられないものですよね。私も初めて買ったゲームは、今だに大切にしまってあります。果たして、『ハイドライド』は荒井サンの期待通りに蘇っているのか? ちょっとドキドキです。

■帝王幻一郎さんの作品

私がはじめて『ハイドライド』と出会ったのはPC-6001mkIIというパソコンである。
そしてアクションRPGという新ジャンルのゲームに出会ったのが『ハイドライド』である。
当時は、ゲームというものを家でやる事自体が一つのイベントであった。
このとき、RPGをプレイするのは、『リザード(クリスタルソフト)』『ザ・ブラック・オニキス(BPS)』に次ぐ3作目。前2作品とも思考型RPGで、アクションでもRPGが出来るんだなと感動した事を記憶している。
さらに驚いたのは、その卓越したビジュアル性だ。
当時のパソコンゲームと言えば、“プロの絵”としては納得し難いものが多く、特にアクションゲームともなるとアーケードゲームには到底及ばないものばかり。しかしこの『ハイドライド』は、アクションという分野において、“プロとしてのデザインセンス”を感じる事が出来た。そういうわけで、私は『ハイドライド』というゲームに夢中になった。今考えると謎解きは唐突であり、荒っぽいのだが、なにせ“初物”である。これが『ハイドライド』というゲーム性なんだ、という主張が感じられて何の不満も感じなかった。というより、ゲームをしながら『ハイドライド』の世界で確かに冒険していたのだと思う。
『ハイドライド』の良さはそのバランスだ。経験値UPを目指しているうちに、フィールド全体が掴めてくる。そうこうしているうちに鍵やフェアリーを発見する。敵のパターンを覚えた頃に、新たな敵が立ち塞がるような構成。そしてこれ以上謎が続くと投げ出してしまうと思う頃に、フィナーレを迎えるといった全体のボリューム。
のちに続編がリリースされたが、実のところボリュームがあり過ぎて投げ出してしまった。『ハイドライド』のような、偶然性の強い謎解きを持ったゲームは、それ相応のボリュームというのがあるのだと思う。そういう意味でこの『ハイドライド』という作品は優れていたのだ。ハイドライドの魅力にとりつかれた私は、『T&Eユーザーズクラブ』なるものに入会し、会報である『T&Eマガジン』を購読していたものである。これを読むと何やら社員の方自らが『ハイドライド』のコスプレをして、野外で“ハイドライドごっこ”をしていたりするのが非常に気になるが、それはそれとして。
それから少しあとに、PC-6001での“『ハイドライドII』開発中止”を会報で知り、悲しい思いをしたものである。しかもなぜ移植出来ないかを事細かに解説した記事を読んだときは、「絶対に開発しません!」と釘を刺されているようで立ち直れなかった。
そののちにPC-8801SRを買い、第1作、第2作、第3作と購入していく事になる。特に3作目はハイドライドの集大成といった趣で、そのずっしりとした完成度には感涙した。
それから長い間『ハイドライド4』の完成を心待ちにしていたが、とうとうその夢は果たされないまま現在に至っている。
もちろん、シリーズ最終作であろう『ヴァーチャルハイドライド』はプレイしているが、これについてのコメントは避けておこう。

以上が、帝王幻一郎の「俺とハイドライド」です。
現在ウチではまだPC-88の『ハイドライド』が動く環境にありますが、復刻版は買うつもりです。最初にやったゲームというものは、一生心に残っている名作ですから。

何か褒めすぎって感じもしますが、確かに『ハイドライド』の完成度はあの当時のゲームの中で、突出していたと思います。だからこそ評価され、あれだけの記録を残すことが出来たのだとも。ちなみに“ハイドライドごっこ”ってのは、『ATTACK!』第二回の“体感!ハイドライド”のことですね。本文のままだとまるでウチの社員が“ヘンな人”みたいじゃないですか(笑)。

■清水 秀明さんの作品

T&E SOFTのみなさん、こんにちは。
久しぶりにHPを拝見しました。3/31までということで、ギリギリセーフ!?
『ハイドライド』復活ということでとてもうれしく思います。私の『ハイドライド』に対する思いを書かせて頂きます。

今から13年前の1985年12月3日(火曜日)。私が小学6年の頃買ったばかりのMSXで、初めてT&Eのゲームを購入した。テープ版はRAM32KB以上でないと作動しないので後日増設RAMも購入したが、そのときROM版が発売されていたのを知る。8KBで動いてさらにパスワードも保存できるなんて……(涙)。
でも時すでに遅し。テープ読みこみ開始。「ピーガガガガ(約10分後)カチッ」『ハイドライド』が立ちあがる。美しいメロディーが流れはじめる。「ティリー ティリー ティーリリリリッ ティーリー」主人公のジムが美しいフェアリーランドを歩く。近くにいたスライムを倒す。経験値をためてレベルUP! 宝箱からアイテムゲット! あ、こんなところに妖精アンが。う、オクトパス強すぎ。でも川の水をXXすれば……やったー! ついに最終ボスのバラリスと対決。苦戦の末、倒す。フェアリーランドから怪物が消え、平和が戻る。妖精アンも魔法が解けて人間に戻り、ジムとめでたく結婚するのでした。
しかしバラリスは死んでいなかった。その後も2度3度と現れる。実はバラリスもガイザックによって創られたことを知らないままに……。(以下『ハイドライドII』、『3』に続く)

……と、あらすじが書ける程『ハイドライド』に対する思い入れは強いです。もちろんT&Eユーザーズクラブにも入ってましたし、T&EのMSXソフトはほとんど持っています。(今でも)
でも、『ハイドライド3』が一番おもしろかった。早速第2弾復刻希望の葉書を書きます。実は、内藤某社長に直接メールで『ハイドライド』復活希望のメールを先日出したところ、必ず復活させると返事が来たのです。早速実行して頂いてありがとうございました。
では、『ハイドライド』Winodws版楽しみにしています。
PS:解答(ヒント)集は今回発行するんですか?

なんと締切の朝に届いた作品です。ゲーム内容の描写と、続編への繋ぎ素晴しかったので採用させていただきました。それにしても『3』ファンの方は多いですね。現在、人気投票でもトップを走っていますが、果たして……? ちなみに、今回ヒント集はマニュアルと、このミュージアムの『T&Eマガジン復刻版』内に掲載されています。ぜひご覧ください。

■総評

生意気にも総評なんぞを書かせていただきます。みなさん、「想い入れの強さは誰にも負けない」っていう方ばかりで、作品の送り手としては嬉しいばかりです。……って、私も当時は小学生だったので、みなさんと同じ立場なんですけどね。先程も書きましたが、初めて買ったゲームや初めてプレイしたゲームって、忘れられないものなんですよね。その大切な“想い”が込められた今回の作品達、素敵じゃないですか。今、私達が忘れてしまっている何かがあるような気がします。このWindows版『ハイドライド』が、みなさんにその“想い”を蘇らせられることができれば、幸いです。
さて、最後に企画立案者として一言。『俺とハイドライド』にたくさんのご応募、大変ありがたく思っておりますが、一点だけ残念なことがあります。それは、「応募作品は文章だけでなく、イラストでもOK」と書いたものの、文章作品しか集まらなかったことです。イラスト作品は期待していたんですけどね……。それと、ここに掲載しているものはすべて『ハイドライド』に関する思い出話ですが、実は『ハイドライド3』(のみ)に関するものも同じ数くらいありました。今回の“『ハイドライド』のみ”という主旨には反しますので対象からは除外させていただきましたが、これも『ハイドライド3』復刻への期待の大きさなんでしょうか?
何はともあれ、たくさんのご応募、ありがとうございました!