ここでは、Windows版『ハイドライド』に携わったメンバー(の一部)をご紹介します。ハード性能やゲームを取り巻く環境は様変りしましたが、ゲーム開発は昔も今も苦しいものなのです……。

■名前:いぎぃ(ジャニジャニ)
■当時(1984)の職業:小学5年生
■現在の職業:プロジェクト担当・『ハイドライドミュージアム』編集
■『ハイドライド』に関する思い出
当時はパソコンなんて持っていなくて、でも雑誌とかで『ハイドライド』の画面だけはよく知ってて……という状況で、プレイしたくて仕方ありませんでした。そんな時、ファミコン版発売のニュースを聞き、私は当然の様に予約しました。その時期、後に大人気タイトルとなる『ドラ◯ンクエ◯ト』も発表され、兄からは「何故『ド◯クエ』を買わん!」などと言われたものでした。それでも私は「ウルセー、『ハイドライド』はPCで有名なんやぞ!」と言い返していましたが。今から思うと、私がT&Eに入社するのは、この時から決められていたのかも知れません。

■Windows版開発に携わって
滅茶苦茶ツライ毎日でした。プロジェクトがスタートしてからというものの、『プロ野球◯ュース』を最初から見れる日はほとんど無く、しかもマスターアップ直前に『東京ゲームショウ』があったりするもんだから、そっちの仕事も重なって鬼の様な仕事量でした。ストレスで体調はおかしくなるし、しかも風邪&花粉のW攻撃で身体はボロボロ。スタッフを掻き集めるために右往左往し、『To ◯eart』のフィギュアで釣ったこともあった。それでも何とか形になり、ホッとしています。……っていうかまだコレ書いてる時点で開発終わってねぇよ。ギニャ〜ッ! しかし、『ミュージアム』の編集をやって、ゲーム雑誌の編集さんの辛さがかなり理解できました。中々あがってこない原稿、終わらない校正、etc……もう帰りたい。

■ユーザーのみなさんにひとこと
実をいうと、『ハイドライド』の復刻は、私がT&Eに入社してから「いつか実現してやる!」と密かに思い続けていた企画なのです。それが今回実現し、感慨深いものがあります。『ハイドライド』をプレイしていた1985年頃は、私にとってゲームが一番“アツかった”時代です。その頃の想いを『ハイドライド』に、そして『ハイドライドミュージアム』という形にしました。はじめて『ハイドライド』に触れる、という方には新鮮な楽しさを、かつてパソコン少年だった人にはあの頃の興奮を感じていただければ幸いです。

■名前:篠キチ(モビモビ)
■当時(1984)の職業:小学生
■現在の職業:いぎぃの奴隷(嘘。テクニカルサポーター)
■『ハイドライド』の思い出
小学6年生の時に友達の家でFM-7版をプレイしたのが最初。それまでパソコンではアドベンチャーゲームしかしたことがなかったので、最初はさっぱりワケが分からなかったが、とりあえずスライム倒して経験値をためるだけでも楽しかった覚えがある。そのうちフェアリーを助けて、十字架取ってとかやってるうちにすっかりハマってしまい、水路の水を抜くところまでは行ったような気がする。
ゲーム画面がすごくキレイなのに描画が一瞬で終わるのが当時は不思議でしようがなかった。

■Windows版の開発に携わって
元祖『ハイドライド』をやっていた頃、まさか自分が『ハイドライド』を作ることになるとは夢にも思わなかったよ。

■ユーザーのみなさんにひとこと
『ハイドライド』の世界ではジム君が次に何をするのか、それを考えるのも決めるのもあなた次第です。答えはありますが、それを探しだすのはジム君であり、あなたなのです。「こんなの解るか!」という不条理なしかけもたくさんありますが、攻略法をスグ見たりせずに、自分で考えて試行錯誤を繰り返しながら頑張ってみてください。最後まで辿りつけなくてもいいんです。途中であきらめてしまっていいんです。手探りで一つ一つ謎を解いていくことの快感、一瞬の気の緩みが死を招くという緊張感、それらを乗り越えていき一歩ずつ成長しているジム君と自分自身を感じ取れたとき、『ハイドライド』が発売されたころのユーザー達と同じ、ストーリーを押しつけられる今どきのRPGでは決して味わえない、本当の『冒険』の楽しさが解ってもらえるのではと思います。

■名前:い〜やま
■当時(1984)の職業:覚えてません
■今回の担当:プログラム担当
■『ハイドライド』の思い出

実はリアルタイムではやっていません。ナイコン族でした。コンシューマでスペシャルをやったのですが、非常に難しかった。しかも当時 はクリアできませんでした。

■Windows版開発に携わって

開発期間が●か月だったので苦労しました。 オーバードライブは元々はデバッグ用だったんです。

■ユーザーのみなさんにひとこと

え〜次はファンタジアン+アドバンストファンタジアンのパックか、ルーンワー ス123、もしくはクリムゾンを復刻する予定です・・・・だったらいいな。

■名前:U2/bd
■当時(1984)の職業:神話伝説最強の小学生でした。
■今回の担当:フェアリーランドに木を植えたりしてました。(ドット打ち)
■ハイドライドの思い出
当時パソコンなど買ってもらえなかった僕は、友達の家のパソコンでプレイしていました。しかし姫様を助けることの無いまま、その友達は引っ越して行ってしまったのです。
月日は流れ、この開発で、ようやく姫様を助けることが出来ました。思えばアン王女を元に戻すのに15年もかかったのです。

■Windows版開発に携わって
Ellってうなぎだったんだ。

■ユーザーのみなさんにひとこと
『スペシャル』じゃないんで、隠れキャラ出して魔法使いたい放題にゃなりません。

■名前:サウンダー横川
■当時(1984)の職業:小学生
■今回の担当:サウンド担当・音楽やSE
■『ハイドライド』に関する思い出
MSX版をやりました。難しかったなぁ、すぐ死ぬし。でもやっちゃう。なんか、その時一緒に遊んでた友達や、その頃の出来事を思い出します。そいつにも久しぶりに『ハイドライド』やってもらいたいな。

■Windows版開発に携わって
Win版をやることに決まった時は本当に嬉しかったですが、曲を書くにはとても勇気が必要でした。『ハイドライド』ですからね、すでにユーザーの皆さんのイメージが出来上がっているところに、全く新しく曲をつけなくてはいけません。いろいろ考えましたが、最終的には自分の中のジム君と相談して、「俺のハイドライド」というのを作りました。同調して頂けたら嬉しいですね。

■ユーザーのみなさんにひとこと
CDは入れなくてもプレイできますが、できればCDの音楽と共に『ハイドライド』を楽しんでください。WAVE版にはないフレーズなんかがあるんですよ。
今回、MSX版をモチーフにした曲が4曲あるんですが、気が付きました?